2014年9月7日日曜日

日本に塩田はないの?

こんばんは。最近、だんだんと色んな方に塩を実際に食べてもらう機会が増えてきて嬉しい店長田中です。そんな中、こつこつと。の塩に興味を持って、サイトを見てくれた友達や、実際に塩を食べてくれた方に最近良く同じ質問をされます。「日本に塩田ってないの?石川県の方にあるって聞いたけど」「赤穂の塩も塩田でつくってるんじゃないの?」etc...



 
私もおなじ風に思ってました。インターネットで調べると結構、日本の各地で塩を作ってるところが出て来ます。あるじゃん・・・塩田??確かにあるにはあるのです。でも、日本にあるそれらの塩田はこつこつと。の塩を作っている天日製塩法で作っている塩田はないのです。

『塩業近代化臨時措置法』聞いたことないですよねー?1971年、日本ではこの法の下、昔ながらの方法で海水から塩を作ることが出来なくなりました。工業化・近代化が進み、産業界で大量の食塩が必要となり、コストダウンの為に、専売公社の厳しい制約を受けながらイオン分解した塩化ナトリウムを作る様になります。




その後、1997年には塩専売法が廃止され、海水から塩を作れるようにはなったけれど、環境汚染や、広大な土地が必要、人手も必要、日照の問題など様々な難問があり、なかなか日本で本当に海水から天日のみで塩を作ると言う事は出来ない状況との事だそうです。その為、大手の塩販売業者は海外から天日塩(かん水)を輸入して、それを再度、日本の海水で溶かしたものを干して作っているのです。

有名どころの塩屋さんのサイトを見に行くと、きちんとそのあたりの説明書きがあるので、見ると驚きます。あたかも国内で取れた、天然・天日塩の様ですが、あくまで再製塩です。どんなモノでも、特に口に入れるものは良く選びたいですね。

それから日本にいくつかある、日本の海水から塩を作っている塩田も揚げ浜式、流下式などで、海水を潮の満ち引きで塩田に引く入浜式で、その後、天日干して、結晶にさせる製法の塩田とは製法が違うのです。




こつこつと。の塩は現在でも伝統技法を守る韓国の塩田で丹念に仕込まれ、しっかり丁寧に作られた天日塩です。そのため、身体に有害な亜硫酸Naなどナトリウムで出来た精製塩とは違い、カリウム、マグネシウムなど体と同じ成分のミネラルが多く残っている貴重な塩です。しかも、あらゆる条件のある中、スーパームーンの日に汐汲みが出来て、手間暇をかけて作った特別な塩です。自然の恵みをたっぷり受けた本当の塩!是非、お試し下さい!

塩はこちらから購入頂けます♪



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