2014年9月30日火曜日

漢方ブレンドソルト作り。

こんばんは。なんだか金木犀の香りがすると言っていたら、やっぱりご近所の大きな金木犀の木がだいぶ花を着けていました!明日から10月ですもんね!今年も残りあと3ヵ月・・・時の流れの速さに驚きつつ、改めて日々を大事にしたいものだと思います。

さて、今回は自由が丘にあるTODAY'S SPECIALで行われた「漢方ブレンドソルト作り」と言うワークショップに行って参りましたー。最近、特に興味が出始めていた漢方を漢方スタイリストの吉田揚子さんから教えて頂けて、しかもソルトのブレンドと言う事で、もう興味津々で参加してきました!


韓国では漢方の事を「韓薬」(ハンヤク)と言う独自の呼び方をするのですが、実は「漢方」も日本独自の医学だそうです。漢方も韓薬もベースは中医学。中国から来た医学がそれぞれの国の風土や民族に適した形となって、独自のものとして根付いていったのですね。

薬は飲まず、自然治癒力を高めて体調不良を治すと言う親の教育方針の元に育った、店長田中は小学生の中学年位から、所謂、薬と言うのをほっとんど飲んだ事がありません!それに比べて、漢方って無条件に身体に良さそうと言うイメージがあったのですが、一概にそうとも言えなそうです。


と言うのも、体格や体質、その時々に生じる体調の良し悪しは人によってそれぞれ。漢方はあくまで、体調を改善させたり、未病の段階で予防したりする1手段で、しかも、きちんと「今の自分」に一番いいモノを見極める必要があるとの事です。でも、自分の体質を見極めるのも難しいですし、その時の症状にあった物が何かも解らないですよね・・・と言う事で今回のワークショップでは「気・血・水」から自分の身体の癖を把握する方法を教えて頂きました。


いくつかのチェックリストに従って自分のタイプを見ていくのですが、一人づつのチェックリストを一緒に見てもらいながら、「血がうまく巡って無いタイプね」とか「水が滞っているタイプ」とかを診断してもらいつつ、自分の身体にも聞きながら、漢方の素材を選びます。選んだら、塩をフライパンで軽く炒ってサラサラにしたらそこにブレンドした漢方を混ぜて行きます。


因みに、店長田中は予想通り?気、血、水の全てが滞っているタイプ・・・がーん。浮腫みやすいので、血も水も滞っているのは気が付いていたのですが、そもそも、その理由が知りたかったのですよ。で、今回の診断で、そう言った症状が起きているのは実は、血が足りないタイプだからじゃないか?と言うのを教えて頂いてとても納得出来ました。そんな訳で今の私にぴったりの漢方は・・・

陳皮・黒豆・焙じハトムギ それにプラスワン美肌素材から 白ごま・黒ゴマ・白きくらげをチョイス!色味で白と黒の素材に分けて2種類のブレンドソルトを作りました。


 
出来上がったら、TODAY'S SPECIALさんのおしゃれなセレクトの小瓶に入れて自分だけのオリジナル漢方ブレンドソルトの出来上がり!蒸かし芋を用意して下さっていて、しっかり味見も☆オリジナルのブレンドティもとっても美味しかったです。漢方ブレンドソルトは香ばしくて美味しい!コレを茹でたパスタにオリーブオイルと和えたら漢方パスタにもなりそう♪野菜のスープにスパイスとしてかけたり色々と楽しめそうです!これは絶対『こつこつと。』の塩でも作ってみたい!!
 

とーっても素敵な先生とアシスタントの方と参加された皆さんと♪北鎌倉にある漢方茶屋『日々響』も是非伺ってみたいです!皆さま、ありがとうございました!
 
 
天然塩「こつこつと。」の塩でオリジナル漢方ブレンドソルト作ってみませんか?
 
塩の購入はこちらから↓↓↓
 
 

2014年9月26日金曜日

サンナムル。

こんにちは!今日はお天気も良くて気持良い風の吹いている秋らしい日ですね。なんだか、今朝から、ほのかに金木犀の香りがするのですが、もうそんな時期でしょうか?家の近くに大きな金木犀がお庭にあるお宅があるので、出かける時にチェックしてみよう。

さて、今日はサンナムルのご紹介です。はて、サンナムルって何でしょう?ナムルなら聞いたことありますよね?焼肉屋さんや、韓国料理屋さんでお馴染み、ビビンパに乗っているあのお野菜達。山菜や野草を塩ゆでしてごま油で和えたものをナムルと言うと思うのですが、そもそも食べられる菜や草の事、自体もナムルと呼ぶそうです。で、サンナムルのサンは「山」でいわゆる山菜の事をサンナムルと言うみたいです。

店長田中もゼンマイやもやしなどのナムルは親しんで食べていましたが、実はサンナムルは今回初めて!新大久保の『はんとうの風』で朴理愛さんの作るサンナムルが食べられるランチが始まるとの事で、一足お先に美味しいランチを頂いてきました!


日本国内では出回っていない、韓国でしか採れない山菜の乾燥のモノを理愛さんが、韓国で吟味して直接買い付けされています。それをゆっくり戻して、下茹でをして、味付けをします。


今回は5種類の山菜
後列左から 청취(チョンチュイ) 묵나물(ムクナムル) 뽕입(ポンイプ) 
前列左から 향취(ヒャンチュイ) 고구마순(コグマスン)
 
調べてみると、まず취(チュイ)と言うのは春を代表する山菜の様です。日本ではオタカラコウと言うキク科の植物?チョンチュイ、ヒャンチュイとそれぞれ種類なんでしょう。(ムク)はわらび。(ポンイプ)は桑の葉、(コグマスン)はサツマイモの芽の事の様です。
 
春になると山に山菜取りに出かけ、和え物として食べたり、秋には、これから来る厳しい冬の間の食糧の備えとして山菜を干したりして、新鮮な野菜が取れない時期にもきちんとビタミン補給が出来る様に工夫していたのですね。天然のビタミンやミネラルに勝るものはないですね。
 
 
漢方としても使われる、山菜。なんだか、先入観として「良薬口に苦し」なイメージでしたが、全然そんな事はなく、それぞれが違った味わいでとっても美味しいです!噛みしめる程、味が出てきます。
 

雑穀米の美味しいご飯とお味噌汁のセットにお好みで山菜の盛り合わせ、キムチ盛り合わせとスンドゥブを自由に組み合わせられます。


スンドゥブは辛いのではなく、おぼろ豆腐、お好みで辛いタレで食べられます♪これまた優しい味で何もつけなくても美味しい★


お一人様用の山菜とキムチのワンプレーともあるみたいですが、何人かで来て山菜とキムチとスンドゥブをシェアするスタイルもありですね。ヘルシーで栄養たっぷりのランチでダイエットにも良いですよね。何より、きちんとした食材を選ばれていて、素材を活かして、手の込んだ愛情たっぷりの理愛さんの料理は本当に美味しくて体にすーっと染み渡るのが解ります。韓国大好きの特に上級者の方、このランチはかなり惹かれるのでは?韓国に行かない限り、日本ではここでしか食べられないと思います。あとはマクロビや漢方の勉強をされている方は凄く喜びそう♪もちろん、初体験の方も店長田中がそうだった様に、すごく食べやすくて気に入られると思います!

今後は「こつこつと。」の塩も取り扱って頂ける予定です。どの料理にどんな感じでお出ししてもらえるか、店頭での販売の事など、また決まり次第すぐにご案内させて頂きますので楽しみにしていて下さい♪

韓国の塩田で伝統技法を引き継ぎ、スーパームーンの日に作っている『こつこつと。』の塩は

 
 

2014年9月23日火曜日

デアウカフェ女子会企画『磨こウカ!』

こんばんは。秋分の日、飛び石連休も終わりですね。すっかり朝晩は肌寒い季節になりました。メイク時に肌の乾燥が気になり始めるこの季節。『磨こウカ』が主催で行われた、メイクアップアーティストのYUKIさんのベースメイクのレッスンに参加してきました。

ミッドタウンにあるukafeが会場で初めて伺ったのですが、一面の窓から入る光が気持ち良く、明るく、心地良いカフェで、壁に描かれていたバラの花がまたとっても素敵。一人でふらりと入るのにも良さそうだし、オーガニックを中心とした食事がまた美味しい!こう言うお店が、地元にもあれば・・・さすが六本木はいいなぁ。

話はそれましたが、食べ物で内面から綺麗になって、素肌を活かしたベースメイクをYUKIさんから習えば女子力も上がる事は間違いなし!なんだか一人、気合が入る店長田中(笑)


 
 
そして、今回のこのイベントかなり豪華!YUKIさんの新作petit series(ポーチに入るサイズ)の ハイライトブラシとして活用できる101メイクブラシ(写真一番下)がお土産でもらえて、更にCOVER MARKの新作のリキッドファンデーション(自分の色をチョイスしてもらえる!)とパウダーファンデーションまで頂ける!それらを使ってYUKIさんのデモを見させてもらって→自分でもメイクしてみる。しかーも、YUKIさんが一人一人、見て回って下さって、アドバイスをしてくれたり、実際に手直ししてくれたり♡との贅沢三昧!!
 
 
 
 
既に購入していたYUKIさんのブラシを効果的に使える様になりたくて参加させて頂いたのですが、本当に本当に参加して正解でした!勿体ないのと、使い方がイマイチ解らず不安で使えてなかったベースメークブラシも、どの程度のファンデーションの量をどの様に肌に乗せたらいいのかが解ったし、気が付かなかった小鼻の周りの赤味をカバーする方法や、艶感の出し方、眉頭の書き方、アイシャドウの乗せる位置etc・・・ベースメイクだけではなく、いつもの自分でやっているマンネリメイクを「脱出」出来る内容が満載でした。プロの方に教わらないと解らない事を沢山教えて頂きました!乾燥対策にも、うるおい補給にもなって、メイク直しにも使えるオイルについても発見がありました。





楽しく、集中して、あっという間にレッスンが終わったら、最後はカフェでそのままランチまで!ハーブティーもとっても美味しくて、食後にはアボカド・バナナチョコが添えられたアイスのデザートも含まれたイベントです!すごくないですか??とーっても大満足で、充実した1日でした。

食を通した内面からの美しさがベースで、それに更に綺麗のベールをかけるメイク。欠点を隠そうとして厚塗りにするのではなく、肌の持つ艶感を出す為のメイク前のマッサージの大切さなど。丁寧に自分に向かい合う事や、心と身体のバランスを整える事がいかに大事かを改めて考え直しました。YUKIさん、ukafeの皆様、ありがとうございました!次の企画も楽しみにしています。


YUKIさんのBLOGはこちら!→http://ameblo.jp/loop-inc/

艶肌が作れるブラシの購入はこちら!→http://yukimake.com/


そして、こつこつと。の塩のご購入はこちら!→http://kotsukotsuto.com/



2014年9月19日金曜日

そば割烹くらた。

こんばんは。食欲の秋ですね。店長田中は美味しいモノを求め、あちこち出歩いております。今回は高校からの大親友を通じて知った倉田君のお店、そば割烹くらたにオープン以来、久し振りに食べに行きました。

現在行われているRED U-35と言う料理人コンペティションに参加しているオーナーシェフの倉田政起さんは銀座神谷から独立して、ご自身のお店を今年1月に構えています。料理人としては10年以上の経験があって、その人柄、料理人としての姿勢、もちろん料理の素晴らしさ、全てにおいてとっても好感が持てる、素敵な人です。年齢は関係ないかもしれませんが、自分より若い世代で刺激をくれる、尊敬出来る人が最近とても多い気がします。



季節ごとの旬の素材を活かした美味しい料理。どれもこれも、きっと想像もつかないほど手が込んでいるのだろうなぁ。器もどれも素敵で、お料理が出てくる度にビジュアル的にもわぁ♪となります。良いなと思った器に出会うと作家さんを確認して、個別に作成してもらったりしているそう。見た目の繊細な美しさに比例する、上品なお味で本当にどれもため息物ですよ。


武蔵小山にお近くの方も、そうでない方も是非、食べに行ってみて下さい!混んでるかもしれませんが、早い時間帯は入れる確率が高いそうです!行かれる際は予約がベター♪RED U-35のサイトから倉田政起さんの応援も宜しくお願いしまーす!!



こつこつと。』の塩も食べてもらいました★(見えにくいですね・・・)刺身に添えたりして出すのが良さそうとの事。使ってもらった感想をまた聞くのが楽しみです。

こつこつと。の塩の購入はこちらから!




2014年9月15日月曜日

きっかけマッコリ。

こんばんは。福岡出張やら、日本名門酒会の展示のお手伝い、韓国からお客様を迎えたりと少し忙しくしておりました。3連休も終わってしまいましたが、皆さん楽しく過ごされましたか?店長田中は3連休のなか日に、楽しみにしていたマッコリのお勉強!「きっかけマッコリ」に参加してきました。

マッコリ協会が主催されている「きっかけマッコリ講座」はその名の通り、韓国の伝統酒『マッコリ』の魅力を、まだ飲んだ事がない、若しくは、あまり好きではないと言う人にも、既に大好きと言う人にも美味しいマッコリに出会うきっかけを作ってくれる会です。

店長田中はもちろん、韓国に住んでいた時に美味しいマッコリを飲んだ事もあり、既に大好きな側の人間ですが、醗酵飲料のマッコリが作られる工程や歴史に興味があったのと、あとはもちろん、色々なマッコリを飲んでみたい!と言うのが一番の理由で(笑)楽しく参加させて頂きました。



古い文献だと、三国時代から祭事等にお酒が奉られた記載もあるらしいマッコリ。朝鮮時代には家醸酒や民族酒の生産が最盛期を迎えたとの事。けれど植民地時代には酒税法が定まり、各家庭での酒の製造が禁止された時代があったそうです。麹菌が命のお酒なので、そこで伝統が途切れてしまった酒蔵も沢山あったとの事・・・戦後は食糧難で白米でのマッコリ製造が禁止され、アメリカからの援助を受けていた小麦粉で代用した為、味も変わってしまった。その後、米の使用が復活しても、小麦マッコリになれた世代には米のマッコリは人気が出ず、高度成長期に入ると、所得が豊かになり焼酎やビールの人気が高まりマッコリ離れが加速した。そんな感じで韓国内ではマッコリの存在は薄れていたらしいです。

そんな中、2009年頃からマッコリ旋風が!確かに私が韓国に住んでいたのがちょうど2008年から2009年なのですが、色んなフレーバーや種類のマッコリが飲めるマッコリBarが出来たと言った話題を良く耳にしていました。ウェルビン(WELL BEING)と言われる健康志向の考え方がブームとなって発酵食品が見直されて、マッコリも注目を浴びる様になったんですね。

今では日本で流通するマッコリは300以上はあると言われていて、韓国内で存在する数はおよそ3000にも及ぶだろうと言われているそうです。その中でも一般的に私達が手にしやすいマッコリは残念な事に、化学的に醗酵促進させたり、添加物を加えて、手間暇をかけずに大量生産されているマッコリが大半の様です・・・

ただ、それだけでは終わりません!先日、読んだ「ヒップな生活革命」はアメリカで始まっているムーブメントでしたが、マッコリ界でもいわゆる6次産業が進行し始めていると言うお話を伺えました。植民地時代に麹菌を没収されずに済んだ酒蔵や、昔ながらの製法にこだわって、本当に手間暇をかけてマッコリを作っている酒蔵を国が援助したりする様な動きも出てきて、本物の菌の生きた美味しいマッコリを日本でも飲める様になってきている様です。韓国内でその様なマッコリの研究やマッコリを広げる為に活動されている方々、日本でもその普及活動に勢力を注がれているマッコリ協会の方々には本当に頭が下がる思いです。世の中の動きが本物志向になってきている事も嬉しいですし、これから、もっと本物の美味しいマッコリが飲める様になったら良いなと願っています!

講師のマッコリ美食研究家 朴理愛さん

さて、長くなりましたが、今回メインで楽しみにしていたマッコリの利き酒!出して頂いた5つのマッコリを紹介しますね!飲み比べてみた感想はあくまでも私の個人的なものですが、会長も仰っていましたが今回のこの5種類は本当にそれぞれ味わいが違って美味しいので、是非、全部飲んでみて欲しいです!

 
 
 
上の段の左から
注)生マッコリは殺菌処理なしのシュワシュワ系/殺菌は加熱処理されている為、炭酸味がない


①とんい(←甕の事)一番搾りまっこり 生 程よい酸味 麹の味わいがある

②サル(←米の意味)マッコリ 殺菌 人工的な甘さ 酸味無し

③me3%ゆずマッコリ ゆず果汁入り 僅かに酸味あり 

④ヌリンマウル(slow villageと言った意味) 人工甘味料無添加 生 自然な甘みが心地良い

⑤相模蔵元生マッコリ 開封要注意 生 最強の発砲性 さっぱり 甘味あり 飲みやすい


この中だったら、個人的には4番のヌリンマウルが一番好みでした。マッコリだけで味わった時と、一緒に出して頂いたキムチなどのおつまみを一緒に食べながらの味わいとが違うのでマリアージュを楽しみながらお好みのマッコリを探すのも面白いですね。そんなこんなで、食べたり、飲んだりで結構利きマッコリは難しかったのですが、全問正解しました★


おまけ・・・きっかけマッコリの開催場所の「はんとうの風」のお店で飲ませて頂いた『自喜香』(ジャヒヒャン)3ヶ月も熟成していると言うマッコリ!酸味がとってもきめ細かくて濃厚でまろやか!!なんとマッコリの中で最高級なんだそう!韓国には醸造所直送の香り高いマッコリを楽しめる独自の専門店もあるらしいので、次の訪韓の際には行ってみたいです。


勉強もして、飲み比べも出来て本当に楽しい会でした。興味のある方は是非、次回、一緒に参加しませんか?マッコリ協会のFBで随時、情報が更新されるので覗いてみて下さい♪
韓国の塩を取り扱う「こつこつと。」も今後、コラボ企画が出来たら良いと思っています!
 
 
塩の購入は『こつこつと。』のサイトから可能です!!




2014年9月7日日曜日

日本に塩田はないの?

こんばんは。最近、だんだんと色んな方に塩を実際に食べてもらう機会が増えてきて嬉しい店長田中です。そんな中、こつこつと。の塩に興味を持って、サイトを見てくれた友達や、実際に塩を食べてくれた方に最近良く同じ質問をされます。「日本に塩田ってないの?石川県の方にあるって聞いたけど」「赤穂の塩も塩田でつくってるんじゃないの?」etc...



 
私もおなじ風に思ってました。インターネットで調べると結構、日本の各地で塩を作ってるところが出て来ます。あるじゃん・・・塩田??確かにあるにはあるのです。でも、日本にあるそれらの塩田はこつこつと。の塩を作っている天日製塩法で作っている塩田はないのです。

『塩業近代化臨時措置法』聞いたことないですよねー?1971年、日本ではこの法の下、昔ながらの方法で海水から塩を作ることが出来なくなりました。工業化・近代化が進み、産業界で大量の食塩が必要となり、コストダウンの為に、専売公社の厳しい制約を受けながらイオン分解した塩化ナトリウムを作る様になります。




その後、1997年には塩専売法が廃止され、海水から塩を作れるようにはなったけれど、環境汚染や、広大な土地が必要、人手も必要、日照の問題など様々な難問があり、なかなか日本で本当に海水から天日のみで塩を作ると言う事は出来ない状況との事だそうです。その為、大手の塩販売業者は海外から天日塩(かん水)を輸入して、それを再度、日本の海水で溶かしたものを干して作っているのです。

有名どころの塩屋さんのサイトを見に行くと、きちんとそのあたりの説明書きがあるので、見ると驚きます。あたかも国内で取れた、天然・天日塩の様ですが、あくまで再製塩です。どんなモノでも、特に口に入れるものは良く選びたいですね。

それから日本にいくつかある、日本の海水から塩を作っている塩田も揚げ浜式、流下式などで、海水を潮の満ち引きで塩田に引く入浜式で、その後、天日干して、結晶にさせる製法の塩田とは製法が違うのです。




こつこつと。の塩は現在でも伝統技法を守る韓国の塩田で丹念に仕込まれ、しっかり丁寧に作られた天日塩です。そのため、身体に有害な亜硫酸Naなどナトリウムで出来た精製塩とは違い、カリウム、マグネシウムなど体と同じ成分のミネラルが多く残っている貴重な塩です。しかも、あらゆる条件のある中、スーパームーンの日に汐汲みが出来て、手間暇をかけて作った特別な塩です。自然の恵みをたっぷり受けた本当の塩!是非、お試し下さい!

塩はこちらから購入頂けます♪



2014年9月2日火曜日

月の神秘。

こんばんは。月の事の続きが遅くなってしまいました。早速ですが、鏡リュウジさんの「鏡リュウジが明かす月の神」と言うトークイベントに行って来ました。ふむふむ。ホロスコープと芸術を合わせた鏡さん流のアプローチで面白かったです。

正直、お恥ずかしながら、私がイマイチよく解ってなかった地球と月と太陽の位置関係、どういった軌道でそれぞれが回転しているのか等の基本情報からお話してくださったので凄く解りやすかったです。この地球で日本と言う国に生きているからこそ見えてる天体の様子、そのロマンチックさ、スーパームーンの奇跡を改めて感じられました。いやー、本当に行けて良かったです。

楕円形の軌道をそれぞれ公転している月と地球が最も近づいた日の満月(新月もスーパームーン)。天体のドラマティックな出会い、その日に汐汲みが出来た事、太陽の日照の問題も全てクリアして出来あがった「こつこつと。」の塩はやっぱり貴重な塩だなと感じる事が出来ました。




上の写真は2012年8月31日のブルームーンの時です。ハワイ島のマウナケアと言う太平洋で一番高い山で見た時の写真です。天体望遠鏡にカメラを合わせて撮っているので、全体が写っていないのですが。実は星空と日の出を見に行くツアーに参加したのですが、なんとその日がたまたまブルームーンの日で、月の明るさで星がほとんど見えませんでした。その代わり、とても近い所で見れたからか、初めて月のエネルギーを肌で感じる事が出来た日でもありました。

それから月の事は意識し始めて、満月、新月はチェックしていましたが、鏡リュウジさんのトークイベントで満月や新月が起きる位置にある12星座によってもまた色々な解釈が出来るとの話も聞かせて頂いて、ホロスコープの事にも興味が湧きましたー。月の神秘は奥が深いですね!




書籍の販売とサイン会もあったので、自分の星座の本を買ってきました。とっても簡潔に読み安くまとまっていて、当たってるーー!の連続。星座の持つ意味も本当に興味深いです。ちょっと月とはそれましたが、月の事を知る為のきっかけが出来て本当に良かったです。


スーパームーンの日に汐汲みをして出来上がったこつこつと。の塩はこちらから!!